はこがい。

ハリボー大人買いしたい。

ライフワーク

今年の4月ごろ書いたBucket List(死ぬまでにやりたいことリスト)の23個目ぐらいに「ブログを書く」というのがあった。大したことは書いていないのに日常に忙殺されていつまでたっても横線の増えないA4の紙に辟易して、とりあえず一歩踏み出そうとこのブログを開設したのが7月ごろ。そしてやっと書く気になったのが今日10月8日土曜日である。なんとまあ半年もかけてやっとこさBucket Listにひとつ線を引くことができた。

 

 

せっかくなので、私にとっての書くことについて、少し書いておこうと思う。

 

正直今の仕事にモヤモヤしていた。この半年はずっと、なんとなく身が入らずに、のらりくらりやり過ごし受け流している。そうしているうちに、自分が嫌いになる。のらりくらり受け流して正面向いて戦わない自分は格好が悪い。どんどん格好悪い自分になる。自分が嫌いになる。落ち込む。それをひたすら繰り返して、病気としての鬱には程遠いものの、この夏は特にいろんなことが重なって、それなりに近いところにいたと思う。

どんなことなら自分はワクワクするんだろうか、どんなことなら夢中になれるんだろうか、どんなことなら私の魂は喜ぶんだろうかと、ずうっと考えていた。

 

いろんな場所に行って、いろんな人に会って、いろんな本を読んで、最終的に戻ってきたのは結局、もといたところだった。

And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle.

あまりにも有名すぎる、Steave Jobsのスタンフォード大学卒業式でのスピーチの一節である。 "Stay hungry, stay foolish." でおなじみのあれである。私はこのスピーチが大好きだ。朝これの動画を観て、夜は『プラダを着た悪魔』を観る生活でもいいかな、というぐらい好き。

 

そんなわけで、自分の好きなことを考えた。昔からずっと好きなこと。下手でもなんでもずっと続いていること。本当は続けたいと願っていること。…。あれれ、やばい、全く思いつかない。わたし、何が好きだったんだっけ。就活中の迷える女子大生みたいなことを25歳にもなってやっていた。

考えていたら疲れてしまってまたもや袋小路に迷い込み、私の天職はなんだと方々の占いに尋ねる日々が始まった。おかげでスパムメールが激増した。

 

そのうち、「絶望する能力」という言葉に行き当たった。精神科医高橋和巳先生の言う言葉らしい。要するに落ち込んで落ち込んでそれでも生きて落ち込み切って底を打つと、人間は大きくバウンドして本来あるべきところに戻って来るらしい。

さて、絶望して3年引きこもって何もせず何も聞かず何も話さず何かを知ることもなくうずくまって生きて、ある日ふと立ち上がることができたら、私はまず最初に何をするだろう。

 

多分、紙に「あいうえお」を書くだろう。

その次の日、「いろはにほへと」を書くだろう。

その次の日ぐらいに、何か書き物をするだろう。多分それは、とんでもなく下手くそで、とても人様に読ませるわけにはいかないような出来だろう。

 

そこまで考えてふと気づいた。

どうやら、文章を書くことは、私の人生に欠かせないものらしい。

下手くそでも人様に見せられるようなものでなくても、多分私は書き続けなくちゃいけない。それをやらなきゃ死ぬ。禁止されたら死ぬ。だからたぶん死ぬまで何かしら書いている。最後の血の一滴を絞るようにして書く。そうやって言葉を吐き出していく。

 

 

そんなわけで、私にとっての書き物は、ライフワークらしいのです。

だからこうやってブログを書くことにしました。

テーマは決まっていません。雑記です。

 

 

 

そして最後、改めて心に留めておこうと決めた言葉。

 

No, no, you chose. You chose to get ahead. You want this life. Those choices are necessary.

 

 

選んだからには、進まなくてはならぬ。

 

さあ、素敵な土曜日にしよう。